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2007年12月 アーカイブ

2007年12月08日

エコキュート導入費補助金制度について説明します。

太陽光発電システムの導入にも、かつては国の補助がありましたが、それも打ち切られることになりました。一方エコキュートについては現在も募集を行っています。

補助を受けなくても十分、メリットがあるエコキュートですが、導入費用に補助があれば、少しでも早く導入費用を回収し、低い光熱費のメリットを存分に受けることができます。エコキュートに対する国からの補助金については有限責任中間法人 日本エレクトロヒートセンターが窓口になり、先着順で受け付けています。

補助単価は家庭用で45,000円です。

補助金交付期間は:
一般用第1期応募期間 平成19年4月23日~平成19年6月29日
(対象:設置工事期間 受理確認日~平成19年8月17日)
一般用第2期応募期間 平成19年7月2日~平成19年8月31日
(対象:設置工事期間 受理確認日~平成19年10月19日)
一般用第3期応募期間 平成19年9月3日~平成19年10月31日
(対象:設置工事期間 受理確認日~平成19年11月30日)
一般用第4期応募期間 平成19年11月5日~平成19年12月14日
(対象:設置工事期間 受理確認日~平成20年1月7日)
→第4期については募集期間が延期され、平成20年1月15日までとなりました。それにともない、設置工事期間も平成20年1月29日までです。

これらの新しいシステムについてはその良さがわかっていても導入日の高さがハードルを高くしてしまうものです。このように公的な補助を受けることで少しでもそのハードルを下げることができ、広く太陽光発電やオール電化が一般にも広まることを願っています。

3KWシステムと単価について説明します。

太陽光発電システムについて問題にするとき、よく耳にする言葉に「3KWシステム」があります。たとえば、平成6年度からはじまり平成17年度に終了した国の補助金制度では、最終支給の17年度は「3KWシステム設置の補助金額は、6万円」という表現をとっています。この「3KWシステム」とはどのようなものなのでしょうか?

太陽電池モジュール、つまりパネルは、1枚の最高出力を150Wとした場合、20枚設置すると3000W、つまり3KWということになります。これが「3KWシステム」です。したがって、先の国の補助金制度、「3KWシステム設置の補助金は、6万円」というのは、パネルの外寸をおよそ1m×1mと考えた場合に、このパネルを屋根に20枚取り付けられるお宅、ということになります。

これは先の3KWシステムの設置で考えた場合、たとえば、このシステムで設置した費用が税抜き・工事費込みで210万円だったとすると、210÷3KWで、70万円(税抜き)ということになります。これにより、1KWあたりの単価は70万円となります。

2007年12月09日

国の補助金制度打ち切りのその後は、どうなってるの?

太陽光発電システムの一般家庭への普及事業の一環として、平成6年度からはじまった、国の補助金制度は、12年目を迎えた平成17年12月25日に最終受付を終了しました。「3KWシステム設置で、6万円」の補助でした。

補助金制度は終了しましたが、その後、国は平成19年度にモニター協力者を募集しました。平成19年度「新エネルギー設備導入促進情報提供等事業」(太陽光発電モニター事業等に関する調査)です。

募集件数は、14,000件程度。これから設置予定(4月~6月設置者)の既築住宅が対象です。募集期間は平成19年4月23日~6月20日、申請窓口は、NEF(財団法人 新エネルギー財団)。モニター期間は平成19年7月初旬~平成20年3月20日です。モニター料は、消費税・所得税込みの1,500円×9か月で13,500円です。

太陽光発電の設置に対する国の補助金制度が応募者増と補助予算減を理由に打ち切られてしまい、今度はモニター制度ということで設置した家庭への補助ということになるのでしょうか? 確かに、太陽光発電システムの設置費用は減少傾向にあります。

2007年12月10日

太陽光発電に対する国の補助金について説明します。

国は石油などの天然資源に代わる代替エネルギーと地球規模での環境問題を解決する手段として、太陽光発電システムの有効性を認め、その一般家庭への普及を促進しています。住宅用太陽光発電導入事業の一環として、設置費用の一部を補助しています。

国の補助金制度である「住宅用太陽光発電システムモニター事業」は、平成6年度から始まり、平成17年度で12年目を迎えます。17年度の補助予算は約26億円です。しかし平成16年度には、約52億円だったことから考えると、半分に減っています。しかも、平成16年度は平成17年2月4日の時点で予算枠に達したということで、途中で募集が打ち切られました。応募総数は約6万2千件でした。また、平成17年4月6日から始まった、平成17年度募集も、当初平成18年2月20日までの募集予定でしたが、平成17年10月25日をもって、予算枠に達したという理由で早々に打ち切られてしまいました。最終支給の17年度は「3KWシステム設置の補助金は、6万円」でした。

2007年12月11日

太陽光発電の環境効果について知りたいです。

太陽光発電システムを導入した場合に、よくシミュレーションで出されるのがその経済効果です。つまり、電気料金をそのエリアの電気会社の場合と日か期して、月間、年間でどれほど「お値打ち」か、を幾つかの条件を入力して出してみるのです。

シミュレーションの入力条件は経済効果と同じです:
1.太陽光発電システムを導入するお宅の場所(地域)
・・・東北エリア? 関東エリア? 中部エリアなど・・・。
2.設置するシステムのサイズ
・・・やや小さめ 標準 やや大きめ
3.屋根の傾斜角度
・・・なだらか(20度) 標準(30度) やや急(40度)
4.方位
・・・南を理想として、東 東南 南 西南 西

では、地域は東京として、そのほかは「標準サイズ」「標準的傾斜」「南向き」として考えてみましょう。

メーカーにもよりますが、年間予測発電量は 3,223whです。
これは1年間に293坪の森林の造成に相当する環境効果です。石油なら912リットルに換算されます。ポリタンク50本分の削減効果と考えるとわかりやすいでしょうか?

経済効果および設備投資との兼ね合いからどれほどで元が取れるか? という「お財布」と同様、地球全体でこの太陽光発電のメリットを考えていきたいと思いませんか?

2007年12月12日

エコキュートについて知っていますか?

太陽光発電と共に、「お得な電気」として最近、話題になりつつあるのが、
エコキュートです。エコキュートというのは、
空気でお湯を沸かす新しい電気給湯システムです。

これまでのように火やガスを使うのではなく、地球に無限にある「空気」で沸かすため、燃料がなくなってしまう、という心配はありません。これは従来、エアコンなどで利用されていたヒートポンプ技術を給湯機に応用したものです。空気を取り込み、圧縮すると、高熱を発するのです。この高温になった熱を利用したのがエコキュートです。約90℃のお湯を沸かすことができます。

では、このエコキュート、経済的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

エコキュートは、空気の熱を利用し、電気の力を約3倍に高めることができるのです。ということは、エネルギー消費は、逆に3分の1に減るということがわかりますよね? さらに最近ではますます技術が進み、4倍にも高められるようになりつつあります。

また、地球に対する環境効果はどうなのでしょうか?

エコキュートは、燃料となるエネルギーを使用する量が3分の1ですから、省エネとなります。それにより二酸化炭素の排出を抑えることができるため、地球温暖化を防ぐことができます。そしてオゾン層を破壊しないというメリットも期待できます。

これまでエアコンなどのヒートポンプ技術では、冷媒としてフロンが使用されてきましたが、エコキュートではフロンの代わりに二酸化炭素を利用します。冷媒として利用される二酸化炭素が空気の熱を水に伝える役割をすることから、オゾン層を破壊することがないのです。フロンを冷媒として用いた場合と比べ、地球温暖化係数が1500~1700分の1ともいわれています。

2007年12月13日

HIクッキングヒーター

太陽光発電のメリットを十分に活かしたい、そのためにはオール電化ですよね。
そうなれば、当然、ガスコンロは使わないことになりますから調理は
HIクッキングヒーターを用いることになります。

「火を使わないから火事の危険が低く、おばあちゃんや子どもでも安心よ!」
「表面に凹凸がないからお掃除が楽!」
「温度設定ができるから、天ぷらなどの揚げ物もうまくできるの!」
など・・・嬉しい声が聞こえてきます。しかしその一方で、
「火力が弱いのではないかしら?」
「専用の鍋などを購入しなくてはならないの?」
など・・・不安なつぶやきもささやかれます。

実態はどうなのでしょうか?

まず誤解の1つ! 火力ですが、IHの標準コンロ(2kw)は、ガスコンロで考えると、大バーナーの4000kcal/hに相当する火力となります。これはかなりの高火力といえます。そのため、中華料理にも十分対応できます。これは、HIクッキングヒーターの場合、鍋自体を加熱することから熱変率が約90パーセントと
高いことが秘訣です(ガスコンロの場合は、熱変率が約40パーセントです)。そのためお湯もスピーディに沸かすことができますから、時間的も節約、またそれによってもちろん費用も都市ガスやプロパンガスと比べて格段にお得になるのです。

お掃除が楽!
キッチンを預かる者として嬉しいのが、お手入れが楽だということですよね。万一ふきこぼれても表面をふくだけでokです!

2007年12月14日

光熱費の明細と太陽光発電

太陽光発電システムを導入し、オール電化にし・・・確かにかなりの光熱費を抑えることができるはず・・・ですよね? 格安にならなくてはわざわざ導入費用を払ってまでシステムを設置する必要はないわけですから、安くなってあたりまえです。では、いったいどれほどの光熱費を抑えることができるのでしょうか? それは導入費用を差し引いてもやはりお得なほどなのでしょうか?

これはあくまでも一般的な一例ですが、たとえば東京電力エリアにお住まいの方の場合、太陽光発電システムを導入し、さらにオール電化にした場合、東京電力のオール電化割引システム「電化上手」を利用することができます。

では、この「電化上手」を最大限に利用した場合、従来のガスと電気を併用しているご家庭とどのような違いが出るでしょうか?シミュレーションしてみましょう。

ガス・電気併用のご家庭(ガスで調理と給湯をし、そのほか照明などに電気を用いている)で、たとえば、1年間のガス代が約10万円、電気代が約12万円だったとしましょう。このご家庭の燃料費の内訳は:

1.基本料金が年間、都市ガス+電気代(40A)で約35000円。
2.給湯代は都市ガス(セントラル給湯器)で全面的に行うことから約65000円。3.さらに調理用のガスコンロ・照明・空調代として電気がそれぞれ必要で、あわせて約12万円となります。

この1,2,3、を合計したものが1年間の光熱費で、ガス代と電気代を合計して約22万円です。

あとは、業者に各ご家庭の設定費用の見積もりを依頼して実際のメリットを考えていくことになります。(ただし、上記の概算はあくまでも各ご家庭により異なります)

2007年12月15日

オール電化と太陽光発電について知りたいですね。

太陽光発電と並び、オール電化という言葉をよく耳にするようになりました。オール電化とは、従来、ガスなども使っていた分野をすべて電気に置き換え、キッチン、給湯などの生活エネルギーをすべて電気でまかなうシステムです。具体的には、キッチンではIHクッキングヒーターを用い、エコキュートでお湯を沸かし、さらに暖房は電気式暖房を用いる、といった具合です。

光熱費について考えるとき、太陽光発電にオール電化を組み合わせることでさらに光熱費を抑えることができます。

オール電化にし、太陽光発電システムを導入することで電気とガスを併用した場合とくらべ、80パーセントほどの光熱費の節約になるといわれます。ガスと電気を併用した場合を100とすると、太陽光発電と従来の電灯の場合は、およそ60パーセント、つまり約40パーセントの節約です。さらにオール電化とすることでさらに節約になり、ガスと電気併用の20パーセントになるのです。

さらにオール電化にすると、深夜電力を活用することができます。電力会社の設定プランで夜間は料金が低く設定されているのでこれをうまく利用すれば、さらにお財布に嬉しい結果となるでしょう。

それだけではなく、もちろん環境への影響もいいですし、火災やガス漏れ事故の危険がないため、お年寄りや子どもさん方にも安心

2007年12月16日

オール電化のもうひとつのメリットを知っていますか?

太陽光発電のメリットは、ご家庭のエネルギー源のうち電気が占める割合が高ければ高いほど有効に活用できます。そしてそのオール電化のメリットは、さらに電力会社の割引料金設定や時間帯別の料金設定を有効に利用することによってより生かされるということはまずいえるでしょう。でも、それだけではありません。

最近は、お年寄りの一人暮らしが増えてきています。これは小さなお子さんのいらっしゃるご家庭でも、いえることですが、火を使うということ、非常に大きな危険を伴います。ガスを使用しているご家庭の場合、火を使うため火事の危険やガス漏れの危険が絶えずつきまとうことになります。その点、エコキュートやIHクッキングなどを利用するオール電化の住宅なら、火災の危険が低くなりますし、ガス漏れの心配もありません。

家計にとって優しいことはもちろん重要ですが、何よりも「安心して暮らせる」という精神的な安らぎを得られるということは非常に大きなことだと思います。

2007年12月17日

太陽光発電のメリットをさらに有効に活用しましょう。

太陽光発電が地球に優しく、また家計にも優しいことは良く知られています。でも、ひとつ、ハードルがあるとすればその設置費用かもしれません。つまり、太陽光発電を設置した場合、こういっては何ですが、「もとをとる」ためには、他のエネルギー、たとえばガス給湯器などを使っているなら、その分も太陽光発電で作られた電気を使用するようにすればいいということ、ですよね?では? その究極的な例が、「オール電化」でしょう。オール電化とは、すべてのエネルギー源を電気にするということ、お風呂を沸かすのも、料理をするのも、すべて電気で、ということです。そうすればガス代が一切、なくなりますからね。

電力会社の特別設定の利用
各電力会社では、お得な電気料金メニューや深夜電力を活用するメニューがウ用意され、オール電化にすることでそれらを有効に活用することができます。たとえば、東京電力や中部電力では、オール電化割引を設けています。東京電力の「電化上手」、中部電力の「Eライフプラン」がそうです。

東京電力の「電気上手」とは、夜間や朝晩は電気料金が割安です。一方、昼間は割高に設定されています。したがって、料金の安い時間帯に「電力を用いて」家事や入浴を済ませるようにすればいいわけです。つまり、調理はIHクッキングヒーターに、入浴、給湯はエコキュートで、ということです。しかもこの割引時間は、夕方の5時から夜中ず~っと、翌朝の10時までです。お夕飯の支度、をして入浴し、翌朝、朝ごはんを用意し、お洗濯をする・・・ちょうどこの時間帯ではありませんか?

2007年12月18日

太陽光発電の経済効果のシミュレーションをしてみますか?

太陽発電のシステムを導入する際には、必ず複数のメーカーから見積もりとシミュレーションの結果を出してもらいましょう。屋根の現地調査をしたうえで、正確な見積もりと、実際にお宅の場合にどれほどの経済効果があるのかをシミュレーションしてもらうことが大切です。

太陽光発電の発電シミュレーションの手順とその観点:

1.地域・・・お住まいの地域によって日照時間などが異なります。

2.システム・・・設置するシステムの規模を考えます。一般のご家庭で設置されている標準的なサイズは、3.17kwです。それよりも小さめのシステムは2.11kw、やや大きめのシステムの場合は4.22kwです。

3.屋根の形状・・・重要な観点は設置する屋根の傾斜です。おおよそで、設置角度が20度ならば、なだらかな傾斜といえるでしょう。

4.方位・・・理想的には南側にご自宅の屋根が向いているとよいのでしょうが、実際には、南を中心にして、東、南東、南西、西が考えられます。

たとえば、これはあるメーカーによる概算ですが、上記の条件で日本のほぼ中央、中部地方を考えてみましょう:
1.愛知県
2.標準サイズ
3.標準的傾斜(30度)
4.南向き

この場合、経済効果は中部電力のエリアですから、中部電力の1ヶ月の電気料金と比較します。すると、1ヶ月あたり中部電力の場合電気料金を12,000円と考えてみた場合、太陽光発電の場合は、1,716円ですから、その差は、10,284円です。また、年間では太陽光発電なら20,592円で、123,406円の差となります。

それぞれのご家庭の細かな事情をよく加味して、正確なシミュレーションを出すことが重要です。

2007年12月19日

太陽光発電のメーカーの選び方について知りたいな。

太陽光発電の良さも、地球環境を考えたときのその必要性もよ~っく理解できた・・・じゃあ、
どこに工事を頼めばいいのでしょう?

太陽光発電工事を決定したら、あとはそのメーカーを考える番になります。しかし、太陽光発電システムは、まだまだ決してお安い買い物ではありません。せっかく、環境のためにも良いことをするのですから。安全で、かつ総合的にみて・・・つまり、導入時点、維持費用、メンテナンスなど、長い目で考えてお得なメーカーをよく情報を得たうえで選択したいですね。

1:価格・・・導入時点でのコストをまず考えるのなら、各メーカーの太陽電池モジュール1枚あたりの価格を比較し、1wあたりの価格を考えるとわかり易いでしょう。

2:変換効率・・・モジュールの変換率というのは、パーセントで表し、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するときの割合を示します。変換効率が高いということは、それだけ少ない面積で多くの電気を発電できます。

3:形状・・・これはさまざまな形状の屋根が存在する日本の場合、屋根にぴったりする形状のものを選ぶために考慮するべき点です。たとえば「寄棟」の屋根のお宅なら、それにぴったりと合う形状の太陽電池を作っているメーカーを選ぶとすっきりと、見栄え良く仕上がります。

4:保証・・・先の4社も含め、これについては「10年保証」が主流でしょう。ただし、どのようなときに保証が受けられるのかを確認してください。

この4点について考えてみて、数社から見積もりを出してみられてはどうでしょう?

2007年12月20日

簡単な太陽光発電の方法は?

キャンプや魚釣り、それにガーデニング、と持ち運びし易いソーラーシステムがあると便利ですよね。
万が一、停電になったときにも心強いです。

アウトドアの活動や非常用に簡単に持ち出せる、簡易型のソーラー発電機があることをご存知でしょうか?

最近では、交流電気製品、直流電気製品の両方に利用でき、さらにはUSBにも対応可能な簡易型のソーラーシステムがあります。アウトドア用に車に常備しておくと便利ですし、防災用の電源として一家に一台おいて置きたい製品として人気をあつめています。

太陽光発電というと、屋根にパネルを取り付けたり、と大きな工事や設備投資が必要に思われがちですが、機会に弱い人でも簡単に組み立てることができ、価格も3万円を切るほどから購入できます。

身近なところで「ちっちゃな」太陽光発電が利用できるようになってきているのは嬉しいことですよね。

2007年12月21日

太陽光発電と地球温暖化の影響は、あるのでしょうか?

太陽光発電をはじめとする、地球に優しいエネルギーの開発を求める大きな理由として、「地球温暖化」という言葉をよく耳にします。地球温暖化、というのは、地球全体の気温が上昇する現象をいいます。これは、人間の経済活動によって、大気中の二酸化炭素など、熱を吸収する性質をもつ「温室効果ガス」が増加する一方で、二酸化炭素を吸収してくれるはずの森林が破壊されていることが原因です。

では、地球温暖化が進むとどのような影響があるのでしょうか?

地球温暖化は、異常気象や、自然の生態系への影響をもたらす可能性があります。環境省の「地球温暖化の日本への影響2001」によると、日本では今後、南日本で+4℃、北日本で+5℃、100年間の年平均地上気温が上昇すると予測されています。

これは、森林の生態系や農業に大きな影響を与えます。たとえば、海面が上昇した結果、低海岸地域では農業土壌の地下水位が上昇し、塩害が懸念されます。これはとうもろこしや麦、大豆といった農作物を輸入に頼っている日本にとっている日本にとって他人事ではありません。地球温暖化によって、輸入相手国の生産に影響が及ぶと、それは日本の食糧事情にも大きな影響を及ぼすことになるのです。

太陽光発電に対する公的助成策

太陽光発電システムは石油など天然資源に代わる、地球に優しい代替エネルギーとして関心を集めています。国や地方公共団体は一般家庭への普及を推進するためにさまざまな助成策を行っています。2005年9月現在の公的助成策には以下のものがあります:

●新エネルギー財団(NEF)
「住宅用太陽光発電導入促進事業」・・・平成17年度に終了。
●住宅金庫公庫
省エネルギー型設備設置工事(太陽光発電設備設置型)。
200万円までの融資枠。
●各地方公共団体による助成。
補助金・低利融資・利子補填など。
●NEDO
「太陽光発電新技術等フィールドテスト事業」
「地域新エネルギー導入促進事業」
●経済産業省 資源エネルギー庁
「新エネルギー事業者支援対策事業」
●文部科学省・経済産業省資源エネルギー庁・農林水産省 林野庁
「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の設備推進に関するパイロット・モデル事業」

2007年12月22日

太陽光発電システムの種類についての説明です。

太陽光発電システムには、大きく分けて2つの種類があります。1つは、「系統連係型」と呼ばれるもの、もうひとつは、「独立型」と呼ばれます。
その他、主流ではありませんが、離党や山間部等の非電化地域において交流電源として使用する、「交流電源システム」があります。

●系統連係型システム

住宅用太陽光発電システムや公共産業用太陽光発電システムのほとんどがこの、「系統連係型システム」をとっています。このシステムでは、電力会社、つまり商用電力系統と連係することで、発電量の過不足に応じて電気をバイバイできるようにするシステムです。

●独立型システム

商業系統とは完全に分離し、太陽光で発電した電気だけですべてまかなうシステムです。ただし、太陽光の少ない日や曇り、雨の日、また夜間には電気が不足することが考えられます。そのため蓄電池に電気を溜めておく必要があります。

●交流電源システム

太陽電池アレイに制御装置とパワーコンディショナーをつなぎ、制御装置と蓄電池を結びます。

2007年12月23日

都道府県別太陽光発電導入状況について知りたいです。

地球に優しい新しいエネルギーとして関心を集めている、太陽光発電。太陽電池の大手メーカーである、シャープは国内シェアトップであるだけでなく、世界でもトップに位置しています。日本では、2002年12月現在で、太陽光発電システムの導入は、約63.7万KWとなりました。これは世界一の導入実績です。このうち、住宅用太陽光発電設置補助事業((財)新エネルギー財団による実施)を受けての設置は、1994年~2002年までの間に11.5万件、約42.1万KWでした。

都道府県別に住宅用太陽光発電システムの導入件数を上位5位まで見てみると(2003年度末):
1位 兵庫県 9426件
2位 愛知県 9058件
3位 福岡県 7979件
4位 静岡県 7010件
5位 埼玉県 6415件

太陽光発電は当然、日射量の多いほうが能率よく発電できますから、日射量の多い地方といった設置に有利な条件が揃っている地域が多いのではないか、とも思われます。これを見てみると、必ずしも年間の平均全天日射量の多い都道府県ばかりではないことがわかりますが、それでもやはり東北や北海道ではまだまだこれからという感じがします。

2007年12月24日

太陽光発電システムメーカーの説明は?

かつては設置にかなりの費用がかかり、環境に優しいことはわかっていてもなかなか一般家庭では導入に踏み切れなかった、太陽光発電システム。最近では研究、開発が進み、随分と手ごろな価格で設置が可能になりました。技術の進歩で、安定したエネルギーの供給が望め、公的な補助金も受けられるようです。メンテナンスや面倒な管理もさほど必要なさそうです。

「なら、我が家も太陽光発電システムを!」

そう思われる方が増えてきています。住宅を新築したのを機に、という方が多いようですが、既築の方でももちろん設置は可能です。では、どこに施工を依頼したらいいのでしょうか?

大手メーカーの場合のように、太陽電池(セル)から施工まで手がける場合も多いですが、太陽電池の製造、モジュールの製造、建物への設置など各分野をそれぞれの専門の企業が分担して供給する場合もあります。

日本の主なセル・モジュールメーカーには次のものがあります:

●シャープ:太陽電池の製造では世界一のシェアを有します。
●三洋電機
●三菱電機・三菱重工業
●MSK
●昭和セル

その他、ホンダが新たに2007年より、参入を予定しています。

2007年12月25日

太陽光発電のメリットを教えてください。

地球に優しいエネルギーとして注目されている太陽光発電システム。太陽の光をエネルギーに変えるシステムです。現在利用されている、石油や天然ガス、石炭などと違い、枯渇する心配もありません。実際、どのような利点があるのでしょうか、簡単に挙げてみたいと思います。

●再生可能なエネルギーである。
石油や天然ガス、石炭などの枯渇性エネルギーと異なり、枯渇しない永続的な利用が可能の再生可能なエネルギー(RE)である。
●温室効果ガスの排出量削減効果。
水蒸気、オゾン、二酸化炭素、メタンなど、温室効果をもたらす気体の排出量を抑える効果がある。その他、排気ガスなどの有害物質の排出もない。
●エネルギー自給率の向上。
●有事に強い、非常用電源としての利用。
分散型の電源であるため、災害などのときの影響範囲を抑えることができる。
●需要者に対する距離が近い。
需要地に近接して設置できるため、送電コストが不要である。また、建築物の家などに設置できるため専用の場所が不要。小規模でも効率が低下することがないため、需要者が必要な量を任意に、無駄なく供給できる。
●基本的にメンテナンスが不要。
●運転そのものに燃料を必要としないため、燃料費の変動の影響を受けない。

2007年12月26日

太陽光発電の保証とメンテナンスについて知りたい

太陽光発電システムは、通常、「メンテナンス」が必要ないといわれています。でも、本当に大丈夫なのでしょうか? 掃除や点検は必要ないのでしょうか?

太陽光発電システムの保証は各メーカーおよび販売会社が行っており、保証内容や年数もそれぞれによって異なります。通常は、10年保証です。また、保証の内容は次の4種類が一般的です。

●太陽電池の出力の保証。
●工事その他の保証。
●機器システム全体の保証。
●天災の保証。

保証、および設置後のメンテナンスは、太陽光発電の各メーカーおよび販売店に尋ねることが必要のようです。太陽光発電は、平成6年度から12年間、国の補助金制度を利用することができました。しかしそれも平成12年10月25日の最終受付をもって終了してしまいました。今後は、地方自治体の助成制度が利用できる可能性があるかとは思います。設置費用だけではなく、耐久年数を見込んだ長い目で費用の見積もりを考えることが大切なようです。

2007年12月27日

太陽光発電による家庭でできる省エネが大事です。

どれほど政府や研究機関が努力を重ね、太陽光発電や風力発電など、きれいなエネルギーを使って環境に配慮しても、やはり、普段の生活のなかで私たちひとりひとりが、省エネに努力しなければ、元も子もなくなってしまいます。

でも、毎日のことですから、いきなり力んでも長続きはしませんよね。細く長く? 着実に続けていけること、そしてその効果を実感し、継続のエネルギーとすることができる活動とは何なのでしょうか?

そもそも家庭で最も電気を使っている「食いしん坊」は、エアコン、冷蔵庫、照明だそうです。特にここ数年、異常気象ともいえるほど夏の猛暑が続いています。エアコン、冷蔵庫はどのご家庭でもフル活動していたのではないでしょうか? でも、ちょっとした工夫でその電力を「無理なく」抑えることができるのです。

近年電化製品の省エネが進んでいますし、その効果は絶大です。太陽光発電ももちろん、いいことはわかっていますよね? でも、じゃあ、今日から新しい冷蔵庫を買いましょう! というわけにもいきません。ましてや太陽光発電は、まだハードルが高いことは確かです。とりあえず、何かできること・・・エアコンの設定温度、シャワーの温度、を1度下げてみる、それだけでも国民全体、地球全体が取り組めばすばらしいエコ活動になるのではないでしょうか?

2007年12月28日

太陽光発電によるエネルギー自給が必要です。

「環境に優しいエネルギー」として、太陽光発電や風力発電など、いわゆる「新エネルギー」と呼ばれる自然を有効に利用したエネルギーが注目されています。確かに、環境を配慮したエネルギーは大切なのですが、それと同じくらい重要なのが、エネルギー源の確保の問題なのです。従来のエネルギーである、石油や石炭は、いつかなくなってしまう「枯渇燃料」です。

そもそも日本においては、従来のエネルギー源である、石油や天然ガス、石炭そのものが十分ではないのです。世界のエネルギー自給率を考えたとき、たとえば、イギリスは102パーセント、カナダは145パーセントです。逸れに対してイタリアは15パーセント、フランスは9パーセント、ドイツは25パーセントです。日本は? なんと、4パーセントなのです。イギリスは1960年代に北海油田が発見され、石油と天然ガスを豊富に保有しているのです。

日本にとって、安定したエネルギー源を確保するためには、燦燦と降り注ぐ太陽の恩恵を存分に活用した、太陽光発電によって、エネルギーの自給率を高めることが大切なのです。

2007年12月29日

太陽光発電の再生可能エネルギーは、どうなの?

再生可能なエネルギーとして着目されているのが、太陽光発電をはじめとする自然エネルギーです。将来枯渇心配されている、石油に代わるエネルギーということで、「新エネルギー」または「代替エネルギー」と呼ばれることもあります

再生エネルギーには、以下のようなものが含まれます:

●太陽エネルギー(太陽光発電、太陽熱発電、太陽熱温水器、ソーラーシステム)
●風力、風力発電
●地熱、地熱発電、地中熱
●水力、水力発電
●海洋エネルギー(海洋温度差発電、潮力、波力・波力発電、塩分濃度差発電)
●バイオマス(例:薪などの木材)

その他、水素エネルギー、燃料電池、廃棄物、も、厳密にはエネルギー源ではありませんが並列して挙げられることがよくあります。

これら再生可能エネルギーに共通する特徴は「再生可能エネルギーの定義」である、枯渇せずに永続的な利用が期待できるエネルギーである、ということをはじめ、石油や天然ガスなど化学燃料を用いるエネルギー源と比較し、エイズウィルス同じエネルギー量あたりの温室効果ガス[*]の排出量が少ないものが多い、という長所があります。

一方、普及の妨げとなっている要因として、風力発電のように、資源の地理的な分布が人間の需要の地理的な分布と一致していない場合や、太陽光発電の出力変動のように、時間的変動や天候による変動の影響を受ける、という短所があります。また、価格による制限もあります。これらの欠点や制限に対しては、貯蔵や別の形態での輸送など、需要に合わせて供給でき、かつ化学燃料と市場価格で競争できるような低コストに抑える工夫と研究が求められます。

2007年12月30日

太陽光発電に対する地方公共団体助成策をしましょう。

平成6年度からはじまった国の補助金制度が、17年度で打ち切られました。その後は、モニター制度という形(ささやかながら)での助成ということになってしまいました。あとは、地方公共団体による普及助成策に望みを託すことになりそうです。

では、地方公共団体は実際、どのような普及助成策を行っているのでしょうか?

参考に平成17年度における各地方公共団体による太陽光発電システム普及助成策を幾つかご紹介したいと思います(最新の情報を必ず各団体にお尋ねください)。

例1 北海道(平成14年度から開始)
「住宅用太陽光発電システム及び省エネルギーを導入する市町村の事業について助成。3万円/KW、上限3KW9万円(市町村補助制度への補助) 経済部資源エネルギー課」

例2 茨城県つくば市(平成15年から開始)
「国の補助を受ける方に限らず募集。6万円/KW、上限18万円 環境課新エネルギー推進室」

地方公共団体はそれぞれ独自に太陽光発電システム普及助成事業を推進しています。その窓口となる課もさまざまながら、その具体的な策も異なっています。環境に優しくあるために何かしたい、と思った方々が、どこに居住するかで不利益をこうむることなく、一歩を踏み出せるよう、一定の基準ができるといいな、と思います。

2007年12月31日

太陽光発電と屋根の形状、材質、築年数について知りたいです。

「我が家は築20年なのだけど、今から太陽光発電システムを設置できるのかしら?」「我が家の屋根は南向きではないわ、日射が少なくなって太陽光発電は無理じゃないかしら?」「うちは、寄棟だけど・・・」「うちは、切妻なんだけど・・・」などなど・・・。太陽光発電システムの導入を検討したいと思いながらも、各住宅それぞれで条件が変わります。実際のところ、設置に不向きな条件というものはあるのでしょうか?

屋根の形状には、切妻屋根、方行屋根、寄棟屋根、片流れ、陸屋根があります。材質としては最も多いのは、カラーベストですが、他にも金属板瓦棒や金属横葺、和瓦、洋瓦、平板瓦、シリコン防水、さらには金属折半もあります。

確かに「南面の屋根」が設置には理想です。しかし、実際には北側を除き、寄棟で南面と東西面に設置されるお宅、切妻で東西両面に設置されるお宅、など、さまざまなようです。設置方位による効率の低下は、南面を100とした場合、東西面は5~15パーセントダウン、北面では40パーセントのダウンとなるのが一般的です。また、屋根の形状により太陽電池パネルを設置する屋根の傾斜角度が変わるとはいえ、数パーセント程度です。

屋根の形状、向き、材質による発電量や節電額のシミュレーションを依頼すると共に、耐久性についての確認も事前に行っておくと良いでしょう。

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