都道府県別太陽光発電導入状況について知りたいです。
地球に優しい新しいエネルギーとして関心を集めている、太陽光発電。太陽電池の大手メーカーである、シャープは国内シェアトップであるだけでなく、世界でもトップに位置しています。日本では、2002年12月現在で、太陽光発電システムの導入は、約63.7万KWとなりました。これは世界一の導入実績です。このうち、住宅用太陽光発電設置補助事業((財)新エネルギー財団による実施)を受けての設置は、1994年~2002年までの間に11.5万件、約42.1万KWでした。
都道府県別に住宅用太陽光発電システムの導入件数を上位5位まで見てみると(2003年度末):
1位 兵庫県 9426件
2位 愛知県 9058件
3位 福岡県 7979件
4位 静岡県 7010件
5位 埼玉県 6415件
太陽光発電は当然、日射量の多いほうが能率よく発電できますから、日射量の多い地方といった設置に有利な条件が揃っている地域が多いのではないか、とも思われます。これを見てみると、必ずしも年間の平均全天日射量の多い都道府県ばかりではないことがわかりますが、それでもやはり東北や北海道ではまだまだこれからという感じがします。